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SNSでの情報発信に最も最適な動画!?「スクエア動画」まとめ

2016/04/21

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突然ですが皆さま、「スクエア動画」あるいは「正方形動画」(この記事では「スクエア動画」で統一させてもらいます)という名前を聞いたことはあるでしょうか。

聞いたことがないという方、何を隠そう「スクエア動画」とは・・・「正方形の形をした動画」以外のナニモノでもありません。

この時点でいっきに読む気が失せてしまったとしても無理はありません。

ですが、この「正方形の形をした動画」が、SNSユーザーへの情報発信に最も最適な、新しい形の動画だとしたら、どうでしょうか。

今回は、「スクエア動画」の代表的な事例のご紹介と、動画活用方法について考えて行きたいと思います。

 

改めて、スクエア動画って何?

冒頭でご紹介した通り、「スクエア動画」は「正方形の形をした動画」です。

何故、そんな動画がSNSに最も適した動画なのか、「スクエア動画」が他の動画とどう違い、視聴者、配信者側にどのようなメリットがあるのかについて、順番にご紹介してきます。

 

サイズの違い-vs通常の動画

まずは、「スクエア動画」と他の動画の違いを見ていきましょう。こちらをご覧ください。

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上が従来使われて行きた通常の動画のページ、下が「スクエア動画」のページです。大きさがまったく違うことがわかるでしょうか。

更に、スマホで表示するとより違いが明らかになります。

 

スクエア動画.001

 

それぞれ、通常の動画と「スクエア動画」のFaithbookページをスマホで見た画面です。

パッと見ただけで、動画のサイズが倍くらい違うのがわかりますよね。原因は、動画のサイズ規格にあります。

通常の動画は、「ヨコ16:タテ9」のサイズ規格で作られています。つまり、タテが短い分どうしても小さく表示されて見えるんです。例えばスマホの場合、「全画面表示にする」という利用方法もありましたが、今のユーザーにとってはこれすら手間になってきています。

その点、「タテ1:ヨコ1」の「スクエア動画」はタテ幅も通常の動画より長く、結果的に視聴者にとても見やすいサイズで配信することが出来るということです。

今回はFacebookページを事例にご説明しましたが、サイズ規格という物理的な制約に関わるお話なので、スマホで動画を配信するときには必ず起こる現象ですので、是非この機会に覚えていただければと思います。

 

サイズの違い-vsタテ型動画

また、最近よく耳にする「タテ型動画(スマホのタテ画面に対応した動画)」は、スマホを横にすることなく全画面で視聴出来るサイズ規格の動画で、今後ますます増えていくことが予想されます。

「じゃあ、タテ型動画で良いじゃん」という声が聞こえてきそうですが、ことSNSでの動画配信では一長一短があります

Facebook、Instagram、Vineなどの主要なSNSでは、トップ画面(フィード)で表示される動画のサイズは必ず「1:1」か、「16:9」です(再生をすると、全画面が表示されます)。
タテ型動画の場合「1:1」が適用されるのですが、収まり切らなかったタテ幅の部分は表示されなくなってしまうんです。

 

スクエア動画がもたらす視聴者、企業(配信者)へのメリット

一日に80億回再生(2015年12月時点)されているとも言わるFacebookを始め、SNSでは次々と動画や写真が流れてきます。視聴者にとってスクエア動画の最大のメリットは、動画を見るために小さい画面をいちいち横にしたり、試しに少し見たいだけの動画の再生ボタンを押すという手間を解消してくることです。

代わりに、スマホでもストレス無く見られるサイズで、トップ画面に流れてきた時にはすぐに全画面を見ることが出来ます。当然PCにおいても、情報が欠けることなく大きなサイズの動画を配信できるというメリットは同様です。

 

企業にとってのメリットは、スマホでSNSを見る人たちに、いま現在いちばん目に留まりやすい形で情報発信が出来ることです。

先ほどのFacebookの動画再生数でいうと、2015年4月時点での1日あたり再生数は40億回でした。それから約半年間で、再生数は80億回(200%増)まで増えています。また、若年層を中心に国内でも730万人のユーザー(2016年2月時点)を抱えるInstagramも、写真だけでなく動画の投稿が可能になりました。

SNSでの動画視聴が急激に増えているなかで、ユーザーに視聴されやすいスクエア動画での情報発信は、企業にとって大きなチャンスになり得るのではないでしょうか。

 

動画内容の特徴

ここからは、実際の事例をご紹介しながら、「スクエア動画」の内容の特徴を見ていきたいと思います。

 

「スクエア動画」事例

【Tasty】

まずは、先ほども少しご紹介した、『Tasty』の動画から。『Tasty』は世界的に有名なインターネットメディア『Buzz Feed』が運営する、料理動画メディアです。

『Tasty』の動画でまず目を引くのは、やはり圧倒的な再生数でしょう。この動画が2,000万回以上、他の動画も1,000万回を超えるものが多数あります。

<動画内容の特徴>

・「料理」というあまり視聴者を選ばないコンテンツ

・動画の尺は30秒〜1分ほど

・「料理をつくる様子」という比較的シンプルな内容

・毎日新しい動画を3〜5本ほどを発信

・動画のスピードを早くすることで、「何が出来るんだろう」というワクワク感を演出

 

【The Bridge】

続いては、僕らも情報収集源としてよくお世話になるテクノロジー&スタートアップ関連メディア『The Bridge』の動画です。

『Tasty』とはガラッと変わり、音声も無くスライドショーのような内容の動画になっています。動画を使いはじめたのはつい最近のようなので、まだ本数はそれほど多くありませんが、既に3,000再生を超える動画も出始めています。

また、『Tasty』よりもメディアとしてのターゲットが絞られているため、ターゲティングや表示アルゴリズムが充実しているFacebookなどとは相性が良さそうです。

<動画内容の特徴>

・ターゲットはテクノロジーやスタートアップに興味のあるビジネスマン、投資家、学生など

・動画の尺は30〜40秒ほど

・基本的にひと動画に対しワントピック&メディア自体の宣伝のみ

・毎日新しい動画を3本ほど発信

・写真と文章だけというシンプルなデザイン

 

【C Channel】

3つ目にご紹介するのは、女性向け動画コンテンツを多数発信している『C Channel』の動画です。

日本国内でのスクエア動画、タテ型動画への取り組みがとても早く、再生数も1本で30万回を超える動画が多数あります。『C Channel』もターゲットが20〜30代半ばの女性とかなり明確なため、SNSとの相性も良さそうです。

発信する情報はコスメや料理、ヘアスタイルの紹介に加え、紹介している動画のように商品とのタイアップも行っています。

<動画内容の特徴>

・ターゲットは20〜30代半ばの女性

・動画の尺は30秒〜1分ほど

・基本的にひと動画に対しワントピック

・毎日新しい動画を5〜8本ほどを発信

・料理動画は早回し、メイクの実演は簡単なアニメーションを付けるなど、演出が幅広い

 

共通する特徴

ここまで3つのスクエア動画の事例をご紹介してきましたが、それぞれに共通する点が多数ありましたね。

■3社に共通する点

・動画の尺が短い(長くても1分弱ほど)

・ひと動画に入れる情報は基本的にワントピックまで

・定期的に新しい動画を発信

youtubeなどの動画サイトに比べ、SNSでの視聴者の平均視聴時間はあまり長くありません。既に多くの再生数を獲得している企業が実践しているように、30秒から1分弱ほどの長さがちょうど良さそうです。

また、短い時間に多くの情報量を詰め込むのではなく、シンプルにワントピックからツートピックほどの情報量にまとめているのも共通していました。

尺が短くシンプルな内容なので、動画の制作コストはかなり安く抑えられます。結果、3社とも定期的に新しい動画を発信していました。

つまり、スクエア動画は「詳しい商品・サービス紹介」など、“尺が長く情報量が多いもの”、“直接的な購買を促すもの”よりも、

1.SNSユーザーが見やすい“短くシンプルな動画”で視聴を促し

2.かつ、複数の動画を作成することで、ユーザーとの接点を増やすことで

3.最初の認知や興味の獲得を増やし、メインサイトへの流入や会員登録へ促す

というのが効果的な利用方法と言えそうです。

 

最後に

今回は、「スクエア動画」が単なる「正方形の形をした動画」ではなく、スマホユーザー向けに特化した新しい動画の形であることをご紹介してきました。

まさにこれから増えていく動画の形なので、情報発信において他社との差別化を図りたい企業にとってはチャンスのタイミングとも言えます。

企業により発信する内容や活用の方法は様々だと思いますが、ご紹介した事例や特徴をご参考にしてもらえれば幸いです。

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