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【動画制作】費用の相場・制作行程・節約方法を解説

2016/01/21

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動画制作の外注を検討するとき、「なんで動画ってこんなにお金がかかるんだろう」「ちゃんと見積の内容を理解したうえで発注したい」と、ふと思ったことはありませんか?

例えば、依頼した見積のうち「制作費のどの部分にどのくらいお金がかかるのか」をイメージできると、より正しい比較や判断をする際の材料として使えます。

近年は動画制作の環境が大きく変わり、費用の低価格化が進んでいます。そこで今回は、一般的な動画制作の流れと制作費、そして動画制作費を抑えるコツについてお話をしたいと思います。

一般的な動画制作の流れ

ひとくちに「動画制作」といっても、もちろん業者や案件によって細かな工程は変わってきますが、大きな流れは以下の通りです。

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ここから案件ごとに細かくタスクが枝分かれするようなイメージですね。では、この基本項目をひとつひとつ見ていきましょう。

打ち合わせ

まずは「自分たちがどのような問題を抱えているのか」「誰をターゲットにしているのか」「どのようなテイストの動画をイメージしているのか」「最終的にどのような効果を得たいのか」など、プロジェクトの展望を動画制作会社に伝える必要があります。

この段階で動画の細かな方向性が決まっていなくても構いません。ただ、自社の背景やサービス内容、動画を作る上で知っておいてもらいたい点などを伝えておくと、その先がスムーズです。

企画・台本の作成

打ち合わせで伝えた内容を元に、動画制作会社が企画と台本を練ることになります。多くは動画を作る目的(認知拡大、問合せ増、商品理解の促進など様々)を明確にするところから始まります。

企画を企業と一緒に考える「プランナー」と、動画の基盤を作っていきます。プランナーが企画書と絵コンテを使って「どのような作品になるか」イメージを共有し、そこから完成図のイメージにズレがないかすり合わせを行います。映像作品の良し悪しを左右するとても重要なフェーズです。

撮影

台本が固まったらいよいよ撮影です。動画に会社の人間が登場しない場合は、基本的に動画制作会社の方で全て進めてくれます。制作会社はロケーション準備、キャスティング設定、カメラマン、スタッフ、機材など、全てを手配し動画作成にあたります。

ここではプロデューサー(企画全体の管理をする人)とディレクター(制作自体の遂行をする人)が特に重要です。プロディユーサーがスタッフやロケーションの決定、予算管理などを行い、それらの準備を利用してディレクターが実際の演出や撮影を執行する流れです。

編集

撮影した映像を繋げたり、不要な部分をカットしたり、音楽、装飾を施したりするフェーズです。編集の仕方によっては同じ映像でも全く違った作品に仕上がります。

動画制作会社の編集チームは、動画のストーリーやメッセージが観ている人に伝わりやすいような編集テクニックを持っています。制作会社も依頼者側に動画を確認してもらいながら編集を進めていく場合がほとんどです。

納品

視聴と修正を繰り返した後、最後に納品です。DVD(ブルーレイ)、PCデータ、WEB動画、VHSなど納品の形態はさまざまです。

どのような形で納品してもらいたいかは事前に決めておく必要がありますね。最近はモバイルデバイス向けの映像も増えており、あらゆるフォーマットに対応してくれます。

従来の動画制作費用

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「動画制作費」といっても、もちろん業者や案件によって内訳は異なります。ここでは、株式会社宣伝会議の『広告制作料金基準表』を参考に、一般的な費用をご紹介します。

企画関連費

企画関連費の一般的な相場は以下の通りです。

15秒:30,000円~
30秒:50,000円~
それ以上:100,000円~

前述した「プランナー」に関連する費用が、企画関連費にあたりますが、自社で企画コンセプトを作成できれば、企画関連費を削減することが可能。

一方で動画の効果を少しでも高めたい場合には、特に「どのように伝えるか」の部分で、プロのプランナーへの依頼が必要となり、企業によってはコンペなどを開催しているようです。

プランナーに関しては、よほど有名な人に依頼をしないかぎり、価格の上下は少ないようですが、依頼価格は「動画の長さ、作る数」と「依頼するプランナーの質(知名度など)」によって変わってきます。

人件費

やはり人件費は予算の中でも大きな比重を占めます。特に費用の膨らむ可能性が高いのがスタッフ人件費でしょう。撮影の規模によって現場に関わるスタッフの数は大きく変わり、大規模な撮影になるとスタッフの数(種類)は膨大なものになります。
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※この他にも、さまざまなスタッフが動画制作に関わります。

費用の計算は、「いちスタッフあたり1日◯◯円」という方法が主流です(8時間換算)。一般的な相場は15,000~20,000円/日のようです。各スタッフの稼働日数(撮影日数)が増えるほど、費用も増えます。

実際の制作では、依頼者の予算規模にあわせてプランナーやプロデューサーがスタッフの手配や稼動日の管理を行います。

プロデューサー:100,000円~
ディレクター :80,000円~

※ただし、両者とも作業時間や、担当者の質などにより費用は大幅に上下します。

撮影関連費

人件費以外に、撮影時に発生する費用です。主な内訳は、以下のようになります。
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カメラは、制作会社の所有物を使うケースやレンタルするケース、機材の種類、レンタルスペースの場所など変動する要素が多いので、一概に「いくら」と言いづらい面があります。

予算を踏まえてプランナーやプロデューサー、場合によってはクライアントとプランナーが、相談し計画を立てます。

編集関連費

編集は一般的に「編集スタジオ」で行われます(動画の内容によってはPC一台でも編集が可能です)。

編集スタジオで作業をする場合、およそ50,000円/時、編集内容によってはそれ以上必要になります。ナレーションをいちから録音して使用する場合には、そのためのスタジオも借りる必要がありますので、金額はさらに上がります。

納品費

最後に、完成した動画を納品する際に必要となる費用です。

WEB動画の場合、「コーディング費用」が発生します。動画を手元にも残しておきたければDVDなどの「メディア費用」がかかりますし、さらにテレビCMのような大規模なものになると「プリント費」と呼ばれるコストも発生します。また、完成した動画をアーカイブとして残したい時には、別途「管理費」も必要です。

動画制作費用の比重

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ここまでの説明をした費用の比重幅は、動画の種類やクオリティーによって異なります。換言すれば、自社の求めるものによっては実は費用を抑えることが可能ということです。

雰囲気にこだわった動画を作る場合

例えば、スタジオのセットも用意し雰囲気にこだわった動画を作る場合、「撮影」の段階で多くの費用が発生します。

撮影映像そのものの結果を左右するディレクター・プロデューサー・撮影スタッフ・撮影期間を十分に確保する必要があることと、スタジオ費・セット費・照明機材費が発生することが起因します。

高クオリティの動画を作る場合

動画のクオリティを高める場合には、映像の「編集」段階の費用が膨らむでしょう。

例えば、CGを使ったインパクトのある迫力満点の動画を作りたい場合には、熟練のクリエイターにお願いする必要があり、編集期間とこのクリエイターのスキルによって料金が左右されます。

画像・データを使って動画を作る場合

既に持っている画像や、動画などのデータを利用して動画を作る場合には、熟練したクリエイターを雇う必要もなく既存の素材を使うことができるため、編集費用のみで済ませることが可能です。

もちろん制作にかける時間によって費用は上下しますが、素材をうまく使いこなすことで、クオリティーを維持しながらコストを大幅に下げて動画を制作してもらうこともできるのです。

動画制作費用を削減するコツ

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ここまで見てきた費用をあわせると、中規模の撮影を1日行うだけでも、100万円以上は必要になってきます。ただし、動画の制作環境も大きく変わってきていることも事実。なかでも、「クラウドソーシング(インターネットで不特定多数の人に業務を発注する仕組み)」の登場とWEB動画の普及は大きな影響をもたらしています。

そして現在、作りたい動画のタイプによっては、1本あたり数万円での制作も可能になってきています。依頼の仕方によっては制作費用をかなり抑えることもできるということですね。

クラウドソーシングの活用

自組織内だけでなく、インターネットを通して不特定多数の個人に業務を発注できる「クラウドソーシング」は今かなり普及し始めています。クラウドソーシングをうまく使いこなせば企業はかなりのコスト削減を期待できます。

カメラマンやデザイナーとのやり取りを仕組み化することで全体的な制作費が下げることができたり、映像の編集部分のみを依頼したり、撮影部分のみを依頼したりと、プロセスを切り分けて安上がりに抑えて動画を制作することができるような時代になってきているのです。

WEB動画の活用

「WEB動画」を活用するというのもコストを抑える上で大変効果的です。テキストや画像、営業資料などで伝えていた内容を「動画」で発信したいという需要は年々増えてきています。逆に言うと、テレビCMやDVDに入れるほどの動画に比べて、動画の長さや規模は小さくすることができるということなのです。

さらに、WEBでの動画は「見せたい相手」を絞って発信できるので、企画が立てやすく、必要以上の情報や演出をつめこむ必要もありません。つまり、プランナー、プロデューサー、ディレクターを1人が兼任したり、撮影スタッフを削減して、「人件費」や「撮影費」、「編集費」を大きく抑えられます。

まとめ

近年ますます強まる動画への注目が企業による動画コンテンツマーケティングを活発にしている一方で、動画制作費用をめぐる疑問や懸念は根強いようです。

企業は、自社の目的とターゲットを明確にしたうえで、動画制作を検討する必要があります。それに伴って制作費用も大きく変動します。発注が必要な動画なのか、あるいは、自社で制作できる動画なのか。今回ご紹介した事項を参考に、動画活用を検討してみてください。

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