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最新|apple musicとmusicallyのパートナーシップが変える音楽の楽しみ方

2017/06/26

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Amazon Music、Spotify、Apple Music、Google Play Musicなど、今やさまざまな音楽ストリーミングサービスが国内外のユーザーシェアを競っています。シチュエーションや音楽ジャンルに合わせてこれらのサービスを使い分けている、という人も少なくないかもしれません。

最近はただ音楽をストリーミング再生するだけでなく、「ソーシャルネットワーク」的な音楽の楽しみ方がトレンドになりつつあるとうことをご存知でしょうか? 音楽を「聴く」という楽しみ方に、「観る」楽しみがプラスされつつあるのです。

そんな中、音楽ストリーミングサービスで有名なApple MusicとSNSアプリMusical.lyが提携サービスを開始しました。そこで今回は、SNSで楽しめる音楽コンテンツをもってユーザー拡大を狙う、このパートナーシップについて考えていきます。

Apple Music について

Apple Musicキャプチャ
(出典:Apple Music

今や知らない人も少なくなってきているAppleの音楽配信サービス「Apple Music」。月額定額の980円を支払えば数百万曲もの音楽を視聴し放題となるため、世界中で多くの人に利用されているストリーミングサービスです。

日本でも2015年からサービスが開始され、ICT総研によれば、日本での定額制音楽配信サービスの中で最もユーザー数の多いサービスです。また、TechCrunchによると、Apple Musicは2000万人近い登録者数を世界に擁しています(2016年12月時点)。

Apple Musicのサービスを利用するためには有料会員になる必要がありますが、会員になることで全楽曲へのアクセスだけでなく、高品質なラジオ番組や音楽のダウンロードも可能になる点も特徴です。

ユーザー層としては、トライアル期間と有料期間を合わせた世界でのユーザー層は35歳~54歳が一番多いことが示されています(2015年, Fortune)。有料会員のみが利用できるサービスであるため若年層では利用者数が低い、ということが考えられます。

日本国内ではApple Musicの満足度が他のサービスに比べて最も高く、邦楽・洋楽共にコンテンツが充実しているという理由でサービスを継続利用している人が多い、というデータも示されています。またAppleが年間9800円のプランを用意しているという話や、純正スマートスピーカー「HomePod」の発表もあり、今後AppleはますますApple Musicへ力を注いでいくことが予想されています。

Musical.ly について

Musical.lyキャプチャ
(出典:Musical.ly

Musical.ly」は、一般の人でも簡単に本格的な動画を制作することができるアプリです。コンテンツをオンライン上で共有しながら、フォロワーからの反応を楽しむことができます。

サービス自体は2014年に開始され、今では日本を含めユーザー数を1億人以上擁し、月間アクティブユーザー数も4000万人を超える人気サービスです。

特記すべきサービスの特徴は、動画作成時にオンライン音楽を無料で使用できるということです。ブルーノ・マーズやアリアナ・グランデなどの有名アーティストがMusical.lyを通してプロモーション活動を行っていることは、よく知られています。国内では、芸人の渡辺直美がMusical.ly上で制作した動画(ブルーノ・マーズの音楽と顔芸を合わせた動画)をInstagramに投稿して話題になりました。

動画再生時間は15秒までとなり、スローモーションや早送り、反転やループなど、最近のSNSで流行りの動画加工にも対応しています。動画制作後は音楽を検索して貼り付け、まるでミュージックビデオのような動画を制作することが可能です。Musical.ly内だけでなく、他SNSアプリへの投稿も可能なため、音楽好きの10代の若者から人気を集めるアプリとなっています。

パートナーシップについて

2017年4月28日、AppleはMusical.lyと提携することを発表し、多くの注目を集めました。これによってApple Musicの有料会員であればMusical.lyのサービス上でApple Musicの楽曲をノーカットでストリーム再生できるようになったのです。

今までMusical.lyは、B2B向け音楽ストリーミング/ダウンロード会社「7digital」とパートナーを組むことで、音楽ストリーミング機能を提供してきました。この7digitalが適用できるのは世界で約80カ国であるのに対し、Appleは113カ国前後と言われています。このような背景もあり、Appleと新たなパートナーシップを組むことで、Musical.lyはさらなるユーザー数とビジネス拡大を見込めるということです。

Musical.lyが今後はアプリ内で率先してApple Musicサービスを推薦していくことが予想されています。つまり、Appleは単に音楽を聴いて楽しむだけではなく、動画とSNSの相性の良さを利用した新たな音楽の楽しみ方を提供する準備が整ったと言えるのではないでしょうか。

まとめ

Apple Musicは引き続きシェアを拡大し続けています。動画配信サービスMusical.lyをパートナーとして取り入れたことで、Appleは今までとは違った角度からビジネスの展開をすることが可能になるでしょう。

また、HomePodの登場により今後この競争はますます激しくなってくることも予想されています。これからの時代、私たち一般ユーザーの音楽の楽しみ方を変えうる大きな変化が起きようとしています。ソーシャルネットワーク的な要素も加わり、「音楽と映像を楽しむ」という視聴スタイルがますます拡大していくことになるのかもしれません。

[参考]”Musical.ly reportedly partners with Apple Music for its music snippets“, TechCrunch
[参考]「Apple Music、若者に人気の音楽動画SNS「Musical.ly」と提携」, IT media NEWS

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