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【日本】360度動画を活用したマーケティング事例

2017/06/19

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ソニー・ピクチャーズがSnapchatのディスカバー画面において、映画「Fifty Shades of Darker」の360度動画広告を配信したことが一時話題となりましたが、2017年5月には、サイバーエージェントが、ストリーミングサービス「AbemaTV」においてライブ動画広告・360度動画広告の配信に対応することを決めたことで大きな反響を呼びました。


映画「Fifty Shades of Darker」の360度動画

一般的に360動画臨場感が高く、通常の動画広告よりユーザーから高いエンゲージメントを獲得できるため、新しい広告形態として多くの企業が注目しています。

ではこの360度動画は具体的にどのような使われ方をしているのでしょうか?
今回は国内での実際の活用事例と合わせてご紹介します。

360度動画の展開経緯

そもそも「360度動画」とは、従来までの動画のような一視点ではなく、視聴者の視点から上下左右360度自由な視野を可能にする新しい動画の形式です。「パノラマビュー」とも呼ばれることもありましたが、当初はVRの領域において栄えた技術です。

これまで360度に広がる動画を楽しむためにはVRヘッドセットを用いなくてはいけなかったものが、最近ではスマホが角度を認識するジャイロセンサーを搭載したことで、スマホの向きを変えるだけで気軽に360度動画が視聴できるようになっています。

ユーザー視点で自由にアングルを変えながらよりリアルなコンテンツを楽しむことができるようになったことが一番の大きな変化です。360度動画では、ユーザーはただ観るだけでなく、実際に操作をしてコンテンツを楽しむことができます。

利用シーンも、感情に訴えかけるドキュメンタリー、興奮する体験を提供するアクションスポーツ、アーティストの生演奏に近い音楽を楽しめるミュージックビデオ、創意工夫を凝らすエンターテイメントなどのコンテンツと相性が良く、この真新しさからも若者の目を引きやすいのも特徴です。

そのため最近では単にゲームや娯楽のためだけではなく、広告としても360度動画が利用され始めています。一般的に10代~30代の利用層が多いSNS上での広告コンテンツとしては特に効果的とも言えるのではないでしょうか。

プラットフォームごとの対応

この動きに合わせて動画を視聴できる各プラットフォームでも360度動画に対応しています。

YouTube

youtube icon

YouTubeは2015年からこの360度動画への対応を開始しており、今ではPCブラウザだけでなく、スマホからでも360度動画を楽しむことができます。スマホであれば、360度動画に対応している動画の右端には「Google Cardboard」マークがついており、専用ヘッドギアを使えば本格的なVR体験をすることも可能です。

一般利用者も専用のカメラを使うことで、撮影した動画ファイルであれば360度動画をアップロードすることも可能です。またYouTube公式サイトでクリエイター向けに360度動画の詳しい利用方法についても説明しています。

Facebook

facebook icon

Facebookも2015年に360度動画に対応しました。ビジネスアカウントと一般のユーザーともにタイムライン上に360度動画を投稿できるようになったため、プロモーションとしての360度動画をコンテンツと混ぜて投稿することができます。

また、広告機能を用いて360度動画を配信することも可能です。FacebookはSamsungと提携して開発を進めている「Oculus Rift」や専用カメラと合わせて今後360度動画の業界を牽引していくことが期待されています。

Twitter(Periscope)

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Twitterも2016年に傘下のライブ動画配信サービスPeriscopeと合わせて360度動画に対応しました。一般ユーザーもPeriscopeとTwitterを紐づけることによってTwitterのフィード上に360度動画を投稿することが可能です。動画はフィード上で自動で再生をするため、Twitter、Periscopeならではのライブ感と360度動画の臨場感との相性は大変高いと言えます。

360度動画活用事例

SUBARU XV

SUBARUの新型XVの車内インテリアを紹介する動画です。視聴者は実際にこの新型車の中にいるような感覚で360度車内のインテリアを確認できます。一般の動画では伝えづらいようなリアルな乗車感を視聴者に与えられます。

au 「Hello, New World.」

auの進めるブランディングイベントのプロモーション動画です。空を飛びながら世界を縦横無尽にワープして駆け抜けるような演出になっており、高い空からの視点など、360度の迫力ある景色が楽しめます。

WOWOW 予告犯

テレビドラマと映画で公開された「予告犯」のプロモーション動画です。作品内のテーマに沿ったストーリー展開となっており、視聴者は360度に広がる商店街を歩きながら隠された事実を発見するような流れとなっています。

JAL

JALがビジネスクラス席を体験してもらうために作ったプロモーション動画です。普段利用しない人であれば体験することのないものをコンテンツにしている良い例と言えます。

クラッシュ・オブ・クラン(日本版)

ゲーム「クラッシュ・オブ・クラン」のプロモーション動画です。動画内では360度広がるストーリーの世界でまるでゲーム内の主人公になったような感覚を得られます。クオリティの高いCGとの相性も高く、独特の世界観を感じられます。

Panasonic

Panasonicが運営するYouTubeアカウントのプロモーション動画で、綾瀬はるかのパター風景を360°カメラで撮影しています。オフショットのような雰囲気が出ており、ファンの人なら気になるような動画となっています。

まとめ

360度動画は、まだまだ技術的にも進化を続けているフォーマットです。通常の動画に比べて臨場感や没入感が高い分、視聴者を効果的に動画内の世界観に引きこむことができます。動画広告として活用すればユーザーにも新たな体験を提供でき、高いエンゲージメントを獲得できるはずです。コンテンツとしてもまだ多くはないので、真新しさとしても周囲の注目を呼び、マーケティングとして一定の効果も期待できそうです。

今後スマホのみの視聴ではなく、VRヘッドセットを併用した視聴スタイルがより普及していくことが予想されます。そのような状況の中、新しい広告の形態として360度動画をいち早く取り入れることで、他社に差をつけることができるのではないでしょうか。


[参考]”Why 360 Is the Future of Video Marketing“, BusinessTown

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