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Vineがサービス終了へ。何故そこまで追い込まれたのか。業界の今後

2016/11/10

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2016年10月27日、Vineが数ヶ月以内にサービスを終了することを発表しました。

日本でも若者や企業が活用していたイメージも強く、いきなりの発表を不可思議に思われた方も多いのではないでしょうか。

実際、Vineのアプリダウンロード数は5000万を達成(ちなみにニコニコ動画は500万DL)している為、不完全燃焼とも言い難いです。

それでは、何故Vineはサービス終了まで陥る事態になったのでしょうか?

Twitterが招いた悲劇

twitterの影響

米NEWSサイトMETROによると、Vineを吸収したTwitter自体が人員解雇を発表。そしてVineサービスの終了を決定しました。

VineとTwitterは元々相性も良く、ツイートが勢い良く流れるTwitterのタイムラインでも6秒という非常に短い動画は他のユーザーにストレスを与えず、更に気を引きやすいサービスでもあったのです。

しかし、TwitterがPeriscopeを買収してからはPeriscopeばかりにスポットライトがあたり、根強いVineファンは居るものの、かつてのような輝きは失われました。

というのも、他のSNSがライブ配信に力を入れているところにTwitterもライブ配信を実装せざるを得なかったのです。

こうした中で、Vineはどんどん行き場を狭くされました。

競合する類似動画サービス

vine
引用:https://vine.co/

Vineといえば、6秒という超ショートムービーが特徴ですよね。

人気があった最盛期には海外セレブのセルフィー(自撮り)を用いて作った動画がTwitterのあちらこちらで観られる程。一時期は日本のエンタメニュースでも特集されるなどVineの知名度は高くなる一方にありました。

しかし、相次ぐ新しいSNSや動画共有サービスの出現により6秒という特徴やTwitterとの共有化も珍しくなくなり、徐々に停滞へ。

今年一年でも、InstagramのStoriesやLINEが提供するeggなどショートビデオを視野に入れたサービスは大小様々にリリースされ、更に今後もその数は増加すると考えられます。

世界で戦うための壁

そうした中で他社と戦うにはやはりダウンロード数も関係し、Vineの5000万ダウンロードは一見支持者が多く勝者にもみえますが、FacebookやTwitterの5億ダウンロードをみると、ミリオンでは全く歯が立たないことが分かるのではないでしょうか。

同じくショートビデオを共有するSnapChatも1億ダウンロードを記録しています。

2016年は動画元年と言われる程、実に多くのサービスがローンチされました。しかしその中でユーザーを獲得出来るのは極僅かのサービスしかないのです。

それらを考慮すると世界で戦うには「億」単位のユーザーが必要だったのではないかと考えさせられます。

市場のインフレとこれから

memory

今はまさに動画業界のバブル期と言えます。

フリーソフトやアプリの普及で一昔前まで、プロしか使えないような加工を素人でも簡単に作れるようになりました。その結果動画自体のインフレ化が起こり、このように有名アプリのサービス終了を招いたとも言えます。

今後は動画の作り手だけではなく、商用として使う側にも「質」というものが問われるようになるでしょう。

安ければ良い、伝われば良いという時代は終わったのです。Vineのサービス終了は業界への警笛なのかもしれません。

まとめ

世界中で流行したVineのアプリが残り数ヶ月で終了へ。

その背景には他のSNSや類似アプリとの生き残りをかけたマーケット争奪戦がありました。動画業界のバブル期である現在、作り手も活用側も「質」が重要とされる時期に差し掛かっています。

今後は各企業でもう一工夫が求められてくるでしょう。

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