人気YouTuberに学ぶ!世界中の留学生を繋げた#ハッシュタグイベント

  • [投稿日]2017/07/20
人気YouTuberに学ぶ!世界中の留学生を繋げた#ハッシュタグイベント

YouTubeは近年ますます成長しており、YouTubeを利用して動画コンテンツの公開をビジネスに繋げる「YouTuber(ユーチューバー)」と呼ばれるクリエーターの存在も知られるようになりました。また、企業では、製品/サービスの紹介動画や、採用動画などを配信するケースも多いようです。

このように、動画を公開するツールとして大変便利なYouTubeですが、その成長とともに、利用する際の使い方も少しずつ変化しています。

今回は、人気YouTuber「バイリンガール英会話 | Bilingirl Chika」として活躍する「ちかさん」が、YouTubeで「#ハッシュタグ)」を使って行ったイベント事例を元に、動画コンテンツにおけるハッシュタグの効果的な使い方についてご紹介します。

「バイリンガール英会話 | Bilingirl Chika」とは?

バイリンガール・ちかキャプチャ
(出典:バイリンガール英会話 | Bilingirl Chika

アカウント名「バイリンガール英会話|Bilingirl Chika」、通称「バイリンガール・ちか」として知られている帰国子女のちかさんは、自身の経験とスキルを活かし、英語に関する幅広い内容の動画コンテンツを配信している人気YouTuberです。現在チャンネル登録者数は89万6000人を超え、動画総再生回数も1億6000万回を超えています。

バイリンガール英会話 | Bilingirl Chika
バイリンガール英会話 | Bilingirl Chika
https://www.youtube.com/user/cyoshida1231

公開している動画について

ちかさんが公開している動画のテーマは、そのアカウント名の通り、「英語学習」です。英語に苦手意識を持っている視聴者が少しでも英語に親しみを持ち、英語を話せるようになることを目指して、2011年にチャンネルを開設しました。

ちかさんの動画のポイントは、どれも「英語学習」をテーマにしていますが、筆記用具とノートでメモを取りながら、見る人を机に向かわせる内容のものではなく、

●旅行の様子をブログスタイルで配信する
●海外旅行で役立つアプリを紹介する
●海外のサイトから、オンラインショッピングをする時のコツを紹介する

など、「英語」や「海外」に関連するあらゆるトピックを動画にして、見る人が楽しめるような内容になっている点です。特に、英語の分からない人や苦手な人でも、海外についての情報や、英会話のノウハウをわかりやすく学べる点は、人気の理由のひとつと言えます。

ちかさん自身の丁寧な説明に加え、テロップの入れ方も効果的なので、視聴者が理解しやすいように工夫されている点も特徴です。

ファンとの熱心な交流について

ちかさんには数多くのファンがおり、動画を通じた熱心なファンとの交流にも定評があるようです。オフ会などで定期的に交流しながら、ファンと一緒にコミュニティ全体を盛り上げています。

もちろん、YouTubeだけではなくTwitterFacebookでもチャンネルを運営しており、そこから寄せられた視聴者のコメントやリアクションにも応えています。他のYouTuberにおいても同様ですが、視聴者からのコメントをテーマに動画を作ることもあるようです。

自身が持つ大きな発信力とともに、ちかさんは、様々なアイデアと工夫で「バイリンガール」のコミュニティやファンを広げており、今やインフルエンサー的役割を担っていると言えます。

ユーザーからの反応

では、実際にどのような人たちがちかさんの動画を見ているのでしょうか?視聴者の方のコメントを一部ご紹介します。

<英語学習動画へのコメント>

・「拝見いたしました。ちかさんが教員だったらよかったのにと思いながらいつも見てます」
・「ちかちゃんみたいな人が学校の先生だったら みんな英語に興味もったり、頑張ろうって思えるんだろうな〜。説明はんぱなく上手」
・「待ってました!教科書や単語帳ではわからない微妙なニュアンスを教えていただけるレッスン!とってもわかりやすかったです、ありがとうございます♪」

やはり英語学習関連のノウハウ動画は、学生の視聴者が多い印象です。分かりやすく、学校の教師でも教えてくれないようなリアルな英語が学べるコンテンツとして、動画を楽しみにしているファンが多いようです。

<海外旅行のブログスタイル動画へのコメント>

・「今から夜勤…チカさんの動画みて、自分の夢である海外に住めたらいいなぁって思います。そのために、今の仕事辛いけど頑張ろって思います!!いつも動画楽しみにしていますよ(^^)」
・「めちゃくちゃ美味しそうですね笑食べたい」
・「めっちゃ見やすい!!!日本語訳あっても英語の字幕が同時に無かったりが多いからめっちゃ助かる~ 英語嫌いやけどこれなら好きになりそう(♥д♥)」

海外旅行に関するブログスタイルの動画では、学生を問わず若者を中心として幅広い層の人に見られている印象です。英会話に関する内容ばかりではなく、旅行の様子を紹介しながら、「こういう場面では、英語でこう表現する」という視点を織り交ぜるスタイルは、英語と繋がりのない人たちの関心も寄せられます。

このような「わかりやすく、ためになり、楽しめる」といった要素に加え、「一人の女性の生き方」としてちかさんに憧れている人も多く、ちかさんの動画は、英語学習を超えた影響力を持っていると言えるかもしれません。

「#ちか友留学生活」を使った動画コンテスト

ちかさんは、自身のチャンネルで世界の留学事情をシェアするプロジェクトの一環として、動画コンテストを実施しました。その際の、動画の募集方法も斬新なものでした。

イベント説明

コンテストの参加対象は、世界中の「留学経験を持つ人たち」です。自身の留学生活を紹介する内容であればテーマは自由で、アンケートフォームによる応募と合わせて、YouTubeでの動画投稿で募集しました。動画の中から上位3人までが選ばれ、1位になるとちかさんと食事をすることができるという特典つきです。

なかでも特徴的なのが、動画を投稿する際には必ずタイトルに「#ちか友留学生活」というハッシュタグをつけるという共通ルールを設けた点です。それによって、ユーザーが検索しやすくなるだけではなく、他の応募者同士でお互いの動画を閲覧でき、コミュニティ意識をより一層高めることが可能になります。

結果とフォロワーの反応

このコンテストは、ちかさんのファンの間で好評となり、世界約20ヵ国からなんと150本以上の動画が投稿されました。英語圏以外の、あまり知られていないような国の留学動画や、珍しい留学方法の紹介動画など、多種多様な情報が集まっています。

ちかさんは、動画とアンケートの内容を元に、新たに別のチャンネルを設け、一層コミュニティを盛り上げる計画を立てているようですので、今後「ちかとも留学生活」コミュニティはさらに拡大していくことでしょう。

企業も使えるYouTubeのハッシュタグ

YouTube公式サイトでは、すでにタイトルや説明欄にハッシュタグを用いることで検索にかかりやすくなると説明されています。今回ご紹介した、ちかさんのようなYouTuberに限らず、企業ハッシュタグを活用したプロモーション活動を実施するケースも見られます。

例えば、米テレビ局NBCの「The Tonight Show Starring Fammiy Fallon」という番組のYouTubeアカウントでは、番組内の「ハッシュタグ」というコーナーでTwitterのハッシュタグを通して、各テーマごとに視聴者からの回答を集めています。

YouTubeでの動画は、テレビで放送した内容の抜粋となっており、タイトルにテーマごとのハッシュタグをつけることで、その放送回の動画を簡単に見つけられるようになっています。

また、カナダの有名ドーナツ店のTim Hortonsは、2017年にカナダ建国150周年を迎えるタイミングで「#Canada150」というハッシュタグを使いプロモーション動画を投稿しています。

カナダ全土では「Canada150」という言葉がキーワードになっていたので、このキーワードをハッシュタグで記載することで、より多くの人たちの目に留まるというメリットもあります。

このように、ハッシュタグをYouTubeのプロモーション動画で活用することで、YouTuberだけではなく、企業にもメリットが生まれます。プロモーション名だけではなく、話題となっている旬なキーワードをハッシュタグにすれば、より多くの層にリーチできるでしょう。

まとめ

今回ご紹介した「バイリンガール英会話 | Bilingirl Chika」のちかさんの動画コンテストのように、共通のハッシュタグで動画を募集することで、フォロワーやファンとの距離をさらに縮められ、コミュニティとしての結束力も強くなります。

また、そのイベントやプロモーションが話題を呼べば、他のユーザーも簡単に検索してアクセスできるようにもなるため、マーケティングの観点からも大変効果的と言えます。

TwitterやInstagramにおいて企業がハッシュタグを活用するケースは多々ありますが、You Tubeなどの動画公開ツールにおいては、まだあまり効果的に活用されていません。

動画マーケティングのニーズが高まっている今だからこそ、改めてハッシュタグの効果的な使い方を見直してみてはいかがでしょうか。

コマケン編集部

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