【動画広告】インストリーム/アウトストリームの基本と今後の動向

  • [投稿日]2017/05/29
【動画広告】インストリーム/アウトストリームの基本と今後の動向

YouTubeを始めとする動画視聴メディアがますます普及している近年、動画を用いた広告も増えてきており、中でも「インストリーム広告」「アウトストリーム広告」は顕著に注目を集めています。

では、「インストリーム広告」と「アウトストリーム広告」は、具体的にどのような広告を指すのでしょうか?また、これら広告のスタイルを採用することにどのようなメリット・デメリットが伴うのでしょうか?

今回は、「インストリーム広告」「アウトストリーム広告」という広告スタイルの整理と、今後の広告トレンドの動向予測を行います。自社に合った広告を模索している方はぜひ参考にしてください。

インストリーム広告とは

インストリーム広告イメージ

インストリーム広告」とは、YouTubeなどの動画配信プラットフォーム上で再生される動画広告のことを指します。

動画コンテンツの再生が始まる前に再生される「プレロール広告」、中盤に再生される「ミッドロール広告」、視聴後に再生される「ポストロール広告」の3種類が一般的です。広告動画をクリックすると企業ホームページやサービスサイトに飛ぶことになります。

動画広告は最低数秒間は必ず再生され、その後視聴者が広告スキップを選択できることが一般的です。広告動画が終了するまでコンテンツを視聴できない広告は「ノンスキッパブル広告」とも呼ばれます。

メリット

インストリーム広告のメリットは、そのブランディングの費用対効果にあります。

動画はビジュアル・音声・文字を駆使して制作され、さらに端末の大画面で表示されることになるため、静止画に比べてインパクトがあり広告としての効果が高いと言われています。

また年、齢・地域・性別・好み・キーワードに合わせてセグメントを絞った配信もできるため、広告主はよりターゲットを絞ったリーチが可能となるのです。

さらに、広告動画がスキップされたり30秒以内に中断されたりした場合でも、広告主は課金されないことが一般的であるため、投資リスクを抑えることができる点もメリットと言えます。

視聴者の(購買)意欲/行動を誘発できた場合にのみ料金が発生する点を考えると、企業にとっては大変効率の良い戦略と言えます。

デメリット

広告として高い効果を発揮するのは、あくまで「再生されれば」という前提付きです。

例えば、動画コンテンツの序盤に挿入された広告動画は、最初の5秒で視聴者の興味を得られなければスキップされます。つまり、企業側は広告動画をスキップされないようなインパクトのある動画を制作する必要があるということです。

また、コンテンツ動画の序盤や間に突然現れる広告動画に対して嫌悪感を持つ視聴者もいます。コンテンツ動画を観るために再生しているにもかかわらず、その欲求を断ち切られることになるからです。その場合、ネガティブなイメージを抱かれてしまう危険もあると言えます。

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インストリーム広告って何?動画広告の種類を覚えよう | コマケンby movico

アウトストリーム広告とは

アウトストリーム広告イメージ

アウトストリーム広告」とは、ウェブサイトやSNSのフィード上など広告掲載枠で配信される動画広告のことを指します。

再生ボタンを押さなくても自動で再生されるものが一般的で、バナー上で配信する「インバナー広告」、記事内のテキストコンテンツに挿入される「インリード広告」、FacebookやTwitterのようなSNSのフィード上に配信される「インフィード広告」、ウェブページの移行時や読み込み時に表示される「インタースティシャル広告」の4種類が一般的です。

メリット

アウトストリーム広告は、動画配信プラットフォームという限られた枠内ではなくテキストのウェブサイトやフィードでも幅広く閲覧者を獲得できるため、インストリーム広告に比べて高いリーチを期待することができます。

例えば、よく読まれるメディアサイトの記事内で配信すれば、自ずとそれだけ多くの人の目に触れることが可能になります。

ユーザーが画面の枠外にスクロールすれば広告動画が一時停止し、戻ってくれば自動的に広告の続きが再生されるような、インタラクティブな仕様も強みと言えます。

また、インフィード広告などは普段見慣れたフィード上に広告が配信されるため、視聴者が特別に違和感を抱くことなく動画広告を視聴する可能性が高いとも言われています。

デメリット

SNSの普及と共にインフィード広告は増えてきていますが、そのほかのアウトストリーム広告はいまだに広告業界では新しい分野と認識されており、「最適な配置方法とテクニックが確立されていない」と言われています。

十分な分析手法をもつプラットフォームが少ないあまり、費用対効果を判定しづらいという状況でもあります。

インストリーム動画であれば最低でも数秒間は広告動画を強制的に観せることができますが、アウトストリーム広告の場合は無視されてしまうこともあるため、高いエンゲージメントを獲得できない可能性もあります。もちろん自動で映像と音声が流れることそのものに、嫌悪感を抱く視聴者もいます。

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「今後はアウトストリーム広告」という予測

男性データ分析

インストリーム広告アウトストリーム広告を比較すると、一見インストリーム広告の方が魅力的に映るかもしれませんが、実は、専門家の間では「今後はアウトストリーム広告が一層増えてくる」という予測が強まっています。

その根拠として、「アウトストリーム広告動画の視聴時間はインストリーム広告動画に比べて25%も長い」という調査結果があります。また、「ブランド認知」「購入への誘導」「消費者のターゲティング」などあらゆる項目で、アウトストリーム広告のポイントがインストリーム広告を上回っているそうです。

引用データ
(出典:Instapage

「インストリーム広告よりも、アウトストリーム広告の方がモバイル端末での利用に最適化されている」という意見もあり、インターネットへのアクセスがPCよりもモバイルから行われることが多い今日ではとても有効と言えるでしょう。

FacebookやTwitterのフィード上で流れてくる多くの動画広告などを見ているとそのトレンドは理解できるのではないでしょうか?

まとめ

どちらのスタイルにしても動画が広告において大きな効果を持つようになってきている点に変わりはありません。特に、コンテンツを邪魔することなく即座に視聴者の興味を引けるような広告動画は、マーケティングに高い成果をもたらすことでしょう。

「2019年までにはインターネットトラフィックのうち80%が動画によるものになる」という予測もあります。だからこそ、高いエンゲージメントを獲得できる動画コンテンツと広告スタイルをうまく組み合わせることで、企業はより高い収益を期待できるようになるのではないでしょうか。

今回ご紹介した内容を参考に、ぜひ自社の目的にあった動画広告スタイルを検討してみてください。

コマケン編集部

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