朝日新聞社が動画を中心とした分散型メディア「moovoo」をリリース

  • [投稿日]2016/10/12 [最終更新日]2017.10.19
朝日新聞社が動画を中心とした分散型メディア「moovoo」をリリース

参照:https://moov.ooo/

朝日新聞社は男性をターゲットとした分散型メディア「moovoo」を開設しました。

この、moovooは「GIF」「mp4」などの動きのある情報を常に発信していくことが一番の特徴となります。

まだ世間での認知度は低いものの、昨今盛り上がりをみせる分散型メディアと動画、両方を取り入れた形態に、対象を女性ではなく男性に向けたものとして今後注目されるのは間違いないでしょう。

今回はそんな「moovoo」の基本情報を重点的に、今後予想される影響などについて考察していきます。

moovooの概要

moovooとは
引用:https://moov.ooo/

今回朝日新聞社が開発したmoovooは、ユーザーが「これは面白い!」「買いたい!」と思うものを動画で紹介するというのが大まかな形式です。

「心震えるスタイルマガジン」とうたっているように、心を揺さぶる記事タイトルやサムネイルは間違いなくユーザーの関心を引く要因となっています。更にサムネイル自体もモーションとなっている為、インパクトという点で非常に優れていると言っても過言ではないでしょう。

トップでは7つのピックアップ記事と、新着記事9つが並べられています。これらの記事はランダムで変わるので、アクセスする度に新しい記事が読めるのも魅力的ですよね。

現段階のジャンルは5つで、

人気」「話題」「ライフスタイル」「フード」「グッズ」とされています。

男性にとってはジャンルが細分化するよりも、的を絞られた方が良いかもしれませんね。

ターゲットは流行にアンテナを張る男性

ターゲット

そもそもなぜ男性をターゲットにしたのでしょうか?

女性をターゲットとした分散型メディアはとてつもない程の数が既にリリースされ、そしてその流行も分刻みで変わります。そのようなリスクをわざわざ背負ってまで新たに自社メディアを開設することは、企業なら避けたいところです。

そうなると次にこのマーケットで力を持つターゲット層をみたとき、「勢いがある」「口コミに乗りやすい」「適度にアンテナを張っている」などの条件で絞るとやはり若い世代の男性ユーザーにスポットをあてることが極自然ではないでしょうか。

又、男性をターゲットにすることで、取り扱うジャンルやハッシュタグも出来るだけコンパクトにまとめることが可能となりました。

どうしても女性をターゲットとすると手広く「ダイエット」「メイク」「ヘアケア」「料理」などの大ジャンルから派生した「化粧品」「ネイル」「ハウツー」など、事細かなカテゴライズが必要となります。

面倒なことは苦手という方が多い男性にとって、シンプルで直感的に理解できるという部分は非常に大切ですし、制作側からみてもデータ容量や記事作成が比較的スムーズになるでしょう。

moovooが武器とする特異点

moovooが他の分散型メディアと差異を図ったのは、前述どおり動きを重点的にした点もありますが、「タテ読み」を採用したという点も注目したい部分であります。

moovooにはPCからでもアクセス出来ますが、訪れるユーザーの殆どはスマートフォンからです。

好き嫌いは分かれるものの、片手でも操作出来ることを考えるとタテ読みは利便性が高いと言えます。通勤通学の車内でつり革を掴んでいても記事を読めますし、帰宅した後のリラックスタイムでも「ながら動作」が可能です。

又、サイト構築の部分ではトップページの最上位に「キテマス!」という特集の中でも、一番に読んで欲しい記事をまとめていることが挙げられます。

通常の特集とは違い、今まさにホットな話題をまとめているので、ユーザーは記事を検索する手間が省けます。

既存メディアとの競合

例えばバズは元は海外メディアで、分散型メディアの草分け的な存在です。やはり認知度も高く、評価は世代を問わず高い位置をキープしています。

これは誰がみても面白いと思える記事が多いからです。つまり、記事のジャンルに偏りがないことを武器としています。

moovooは最初から男性をターゲットとしているので、同じように男性を意識したGet Naviなどが比較対照として用いられそうです。男性向けのメディアはまだまだ少ないので、これから市場の代表的存在となる可能性も十分あり得ます。

現段階でFacebook、Twitter共にいいね数は少ないですが、立ち回り方次第で大きく育ちそうです。

まとめ

朝日新聞社が開設したmoovoo。動きを売りとした新しい形の分散型メディアです。

ターゲットを男性に絞ることで、分散型メディア全体に埋もれるリスクを回避しつつ、男性メディア市場のトップを狙える位置にいます。スマートフォンからの閲覧者を意識したタテ読みなど、記事を表示することに工夫を感じられました。既存メディアとの競合に心震えそうですね!

MOVIE CONTENTS LAB 編集部

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