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運営者必見!ファッション系ECサイトで使われる動画マーケティング

  • [投稿日]2016/06/16 [最終更新日]2017.04.21
運営者必見!ファッション系ECサイトで使われる動画マーケティング

ファッション業界も、現在増加しつつある若者の動画視聴の状況を理解しています。

動画を使うことでそのブランドに合った表現を柔軟に実現できるため、静止画での広告よりもイメージやコンセプトを明確に伝えやすいというメリットがあります。

特にファッション業界では、この「イメージ」=「世界観」が大変重要なポイントです。消費者はその独自の「世界観」を自ら手に入れるために、特定のブランド製品を購入する場合が多いからです。

動画であればビジュアルだけでなく音楽にも手を加えることができ、視聴者に利用イメージを具体的に提供しやすいのです。

そこで今回は、ファッション業界では主流になってきている動画マーケティングの動向と、実際に取り入れられている事例を国内/国外で紹介します。

ファッション業界のEC向け動画

製品紹介動画は視聴者が製品を理解することを助け、話題やブランドへの関心を創生することができ、マーケティングとしてはとても高い効果を持っています。

消費者がオンラインショッピングをする場合、製品動画を視聴した後に通常の1.81倍購買意欲が高まるそうです。その主な理由は以下の動画が持つ4つの特性に関わっています。

・Google検索との相性
・クリック/シェアがされやすい
・手軽さによる動画視聴時間の増加
・高い情報伝達力

例えば、Google検索では関連する記事だけでなく動画の紹介もトップに表示されるようになりました。競合他社が自社製品のプロモーション動画を配信していないようであれば、差別化によりあなたの動画がトップに出てくる可能性もあるのです。

また、瞬時にコンテンツ内容を把握できる動画の方がクリックもされやすく、テキストよりも視聴者にシェアをされやすいとも言われています。

モバイルデバイスが増加していることで、動画視聴に費やす時間も増えてきています。情報を分かりやすくコンパクトにまとめている動画は、効率的に内容を把握できるため、人は動画視聴の方を好む傾向にあるのでしょう。

ただし、必ずしも「バズる動画」を作ることがECにおける成功を意味するとは限りません。例えば、商品のデモ動画や他社製品との比較動画、商品の説明動画、他ラインナップの紹介動画など、有効な動画はさまざまです。

海外の事例

海外では動画コンテンツのクオリティもそうですが、動画からそのままスムーズに製品の注文ができるようなECサイト向けの新たな機能が加わるようにもなってきました。特にCinemantiqueのレスポンシブ型の動画は革新的です。

Victoria’s Secret

例えばVictoria’s Secretのプロモーション動画では、動画の中で登場する水着やスカーフなど、自分が気になったアイテムをクリックすると動画がその情報を記録してくれます。

そして動画の最後にそれらのアイテムページに飛べるよう一覧を値段と購入ボタン付きで表示してくれるため、よりシームレスな流れを構築できるのです。

Tag Heuer

このTag Heuerのスマートウォッチの利用イメージ動画でも、Tag Heuerだけでなく、スポンサーとなっている会社のバイクや、料理などもクリック可能で、動画の最後にそれらに関する情報や購入ページを閲覧することができます。

このように視聴者が動画を観ている最中に抱く「興味」をリアルタイムで拾い上げ購入へ繋げるという、レスポンシブな動画が今後一般的になっていくことが予想されます。

日本国内の事例

Vogue Girl

VOGUEgirlキャプチャ
(出典:VOGUE GIRL

Vogue Girlのサイトでは「VIDEO」というセクションが設けられており、ここで海外のおしゃれな女性を動画で紹介しています。動画内ではその女性が身にまとっているアイテムのブランドやコーディネートのポイントをプライベートなエピソードと合わせて紹介しています。

「海外のストリート紹介」というテーマで自然体を演出しているため、独特のいやらしさが払拭されている点が効果的です。

C Channel

C Channelキャプチャ
(出典:C Channel

女性のファッションや美容などのテーマを中心に、一般ユーザーから投稿される動画を集めた、今注目を集めている分散型動画メディアです。

企業とのコラボレーションも多く、アパレル系企業が自社製品を用いて「オススメのコーディネート」というテーマで多く動画を投稿しています。スマホに特化した縦型動画が中心のため、若い女性に届きやすい動画仕様も特徴的です。

MINEBY3M

MINEBY3Mキャプチャ
(出典:MINEBY3M

動画コンテンツを配信し、女性からの絶大な人気を誇る日本の動画メディアです。「ファッション」のページでは、「オススメのアイテム」や「着こなし」「おしゃれな持ち物」など、様々なテーマでクオリティの高い動画を配信しています。

登場するアイテムのブランドや名前もページに記載されているため、クリックすればそのままECサイトへ飛ぶこともできます。音楽、演出ともに質が高いため、動画を通して一つの映画/MV作品を観ているような感覚になれる点も特徴です。

まとめ

今や動画はファッション系のECサイトではとても大きなインパクトを持ったツールになってきています。その背景には、動画の特性と人々のコンテンツ消費のスタイルの変化があるということをご説明しました。

動画は必ずしも「バズる」動画を作ることだけが正解ではなく、その目的や影響の与え方によって手のこったものから、比較的簡単に作れるものまで、様々な動画の使われ方があります。

ファッション系ECサイトでの動画導入は、新たな顧客の獲得を期待できるアプローチにもなりますし、情報量の多い動画を上手に活用できれば、より安心してECサイトを利用してもらうきっかけにもなるでしょう。

ユーザーや企業どちらにとってもメリットのあるこの動画プローチをぜひ新たに検討してみてはいかがでしょうか?

[参考]”How to Use Video to Increase Conversions and Sales in Your Ecommerce Business“, shopify
[参考]”SEO for Success in Video Marketing“, DIGITAL MARKETING BLOG
[参考]”Cinematique Lets Brands Sell Directly Through Video“, TechCrunch

コマケン編集部

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