動画×コンテンツマーケティングの研究メディア
Powered by

群雄割拠の料理系メディア、ファン獲得のために大切なこと

  • [投稿日]2017/08/11 [最終更新日]2017.08.07
群雄割拠の料理系メディア、ファン獲得のために大切なこと

料理メディア戦国時代

今や見ない日はないほど盛り上がりを見せているレシピ動画メディアTastemadeTastyなどは誰もが一度は見たことがあるだろう。

レシピのクオリティも映像のクオリティも素晴らしい。「是非一度食べてみたい」

思わずグーっと鳴るお腹を擦りながら、いつも思う。「作ることはないのだろうな…」

手間や複雑な工程を思うと、なかなか手軽にチャレンジ出来ないし、そもそも家にオーブンがない。

いつか食べてみたい、と思いながらスーパーでお惣菜を買い家路につく日々である。

一方で、「簡単に作れる」ことを目的としたメディアが増えてきた。今回は、その中からいくつかメディア事例を紹介するとともに、動画メディアという観点から、両者の演出方法の違いに着目したい。

「作れる」ことに注力したメディア3選

LifeTHEATRE

コンセプトはズバリ「観れば誰でも作れるお料理動画」。「見ていて楽しい・おしゃれな雰囲気」よりも「それやってみよう!料理しよう!」と思える動画をモットーにしている。

ラクうま

家にある材料で簡単に作れるのに、いつもと違うアイデアレシピを紹介している。パパっと作れる裏技レシピに特化したメディア。

TSUMAMO

お酒が進む簡単おつまみの作り方を動画で解説。宅飲みのお供に最適なレシピが揃っている。

メディアの特性と演出方法の関係

どんどんお腹が減ってきてしまいちょっとツライが、グッと堪えて演出方法へと目を向けてみたい。

ここで改めて、TastemadeやTastyを見直してみよう。

一定のスピード感を持ってサクサク映像が進んでいき、材料を入れる際の手の角度などには、徹底したこだわりを感じる。

基本的に調理工程は早回しで進んでいき、見ていて飽きさせない。さながら効率化された工場の生産ラインを見ているような気持ちにすらなる。

一方、上記に挙げた3メディアの動画は、基本的に早回しを使わず全体的にゆったりとした印象を受ける。

「切る」「茹でる」といった各工程を実際の速度に近い形で見せることで、視聴者は「自分でも作れる」といった安心感を覚える。また、実際に料理をする際に簡単に動画を振り返ることができ、まさに「見るレシピ」として最適だ。

両者の演出方法の違いは①コンセプトの違い②ターゲット層の違いを表している。

前者が広くマスに視聴されることを目的としているならば、後者は献立に悩んでいる主婦やお酒のアテを探している男性に向けて作られている。そして、その層は確実に存在している。

ファン獲得のために

もちろんどのメディアも試行錯誤を繰り返し日々最適解を探していることと思う。その中でもターゲット層へリーチさせるためにマッチする演出方法を考えることはとても重要であろう。そこでミスマッチを起こすと伝えたい層に伝わらず、メディアの成長も難しいのではないだろうか。

リーチさせたい層・コンセプトを明確化すること、そしてコンセプトと動画の内容がミスマッチを起こしていないこと。これらが重要である。

今日は出来合いのものを買うのはやめて、たまには料理をしてみようと思う。

上野翔

この記事を書いた人

上野翔

コメントは受け付けていません。

関連記事

“記事制作のように、動画制作”
しませんか?