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【最新事例】Twitterの動画投稿の方法や形式と企業マーケティング活用事例

  • [投稿日]2017/05/25 [最終更新日]2017.06.08
【最新事例】Twitterの動画投稿の方法や形式と企業マーケティング活用事例

企業マーケティング動画を投稿できるSNSはFacebook以外にも存在し、Twitterも実はマーケティングにうってつけのプラットフォームと言えます(Twitter内での企業向け動画は「プロモビデオ」と呼ばれています)

では、Twitterのプロモビデオは、どのようなメリットを企業にもたらすのでしょうか?また、Twitterにおけるマーケティングは、Facebookでのマーケティングと比べて、どう差別化できるのでしょうか?

今回は、具体的な投稿の方法や形式、企業の活用事例をご紹介します。

企業がTwitterに動画を投稿することのメリットとは?

Twitter広告ページ
(出典:Twitter

Twitterの「プロモビデオ」は、ユーザーのタイムライン上に自動再生で流すことができるプロモーション動画です。

もちろん、Twitterの強みはその「ライブ感」と高い「拡散性」です。例えば、話題のトピックや注目のトレンドなど、時事性を上手く活かしたアプローチができる点は大きな強みと言えるでしょう。

しかし、それよりも企業が目をつけるべきは、Twitterでの動画投稿は何より「目立つ」という点です。

140文字を基準に利用することを想定してデザインされたTwitterでは、まだテキストのみの投稿が圧倒的に多く、画像やGIFsなどがようやく数を増やしてきている程度で、実は、現状の動画投稿数はまだ多くありません。

Facebookを見てみてください。既に分散型メディアの動画コンテンツ、ニュースの動画投稿、企業のマーケティング動画など、フィード上にはあらゆる種類の動画投稿を目にすることに気づくはずです。

それに反しまだ動画投稿がメインストリームになっていないTwitterは、企業が他社と差別化を図るには最適なプラットフォームなのです。

ターゲティングに関しても、Twitterは優れています。

Twitter上のターゲティング条件は、「言語」「性別」「興味・関心」「フォロワー」「端末」「行動パターン」「自社CRM」「キーワード」「地域」に分類されており、中でもTwitterの独自性と言えるのは、「フォロワー」と「キーワード」ターゲティングでしょう。

Twitter上にはあらゆる情報が流れており、ユーザーは気になる企業やアーティストのアカウントをフォローすることで、Twitter上から効率よく情報収集をしようとします。つまり、「フォロー」というのはその人の「嗜好」を直接反映しているため、これを参考にしたターゲティングは大変効果があると言えるのです。

ユーザーは常日頃、思ったことをつぶやきます。この「つぶやき」で使われたキーワードを絞り込むことで、その人の嗜好、そして興味・関心までも判断できます。個別にある「興味・関心」ターゲティングは特定のツイートなどへの反応をもとにしているため、「キーワード」ターゲティングと「興味・関心」ターゲティングの違いは、嗜好が言語化されているか、されていないかの違いとも捉えられます。

Twitter上では一般的に、視聴者がYouTubeでのように、動画を自分で検索して視聴することはありません。たまたまそのプラットフォーム上で見つけた動画を視聴するというユーザーの比率は、Twitterが70%でYouTubeは20%です。

Twitter上で流れる動画を視聴するというユーザーは全体の82%と多く、Twitter上で直接投稿された動画コンテンツは、他のサードパーティ製の再生アプリを使ったものに比べて、返信率が2.5倍、リツイート率は2.8倍、LIKEの数は1.9倍と、高いエンゲージメントを得ていることが分かります。

このように、潜在的に隠れた興味をより高い精度でフィルタリングし、高いエンゲージメントを生み出してくれる点も、Twitterの強みと言えるでしょう。

Twitterにアップロード可能な技術的ルール

Twitterに動画を投稿する際にはもちろん技術的な制約がいくつかあります。以下Twitterの公式サイトより引用します。

・ファイル形式: MP4またはMOV
・ファイルサイズ: 特に制限はないが1GB未満を推奨
・ビデオの長さ: 最長10分
・推奨ビデオコーデック: 4:2:0の色空間に対応する、H.264、ベースラインプロファイル、メインプロファイル、ハイプロファイル
・推奨フレームレート: 29.97FPSまたは30FPS。推奨フレームレート以上のFPSでも問題ありません。ビデオのフレームレートがこれより低い場合、「アップサンプリング」はしないでください。
・推奨ビデオビットレート: 1080pのビデオで6,000k~10,000k(6,000kを推奨)。720pのビデオで5,000k~8,000k(5,000kを推奨)。
・推奨オーディオコーデック: AAC LC(ローコンプレキシティ)

(引用:「ビデオ再生キャンペーンを作る」,Twitter)

Facebook動画の最長120分に対して、Twitterの最長10分は、長く見せるという点よりもフィード上で注目を集める動画でエンゲージメントを高める点にフォーカスしていると言えるでしょう。

PCからTwitterに動画を投稿する方法

ではどのように動画を投稿すれば良いのでしょうか?その手順をご説明します。

1.Twitterの広告ページへ移動します
2.広告キャンペーンに必要な設定をします
3.「クリエイティブ(Creatives)」という項目で動画のアイコンをクリックすると「Library」から動画を選ぶよう促されます

投稿ページキャプチャ1投稿ページキャプチャ2

4.「Library」という画面で「Upload Media」というボタンがあるのでそこから動画をアップロードします
5.合わせて表示するTweetコメントを決めます
6.一般公開

Twitterで注目を集める

Twitter動画は通常のテキストTweetに比べてユーザーの一層深いところまで訴えかけることができます。ただし、そのためにはフィード上でユーザーの目を引くような動画、長く視聴してくれるようなストーリーを盛り込む必要があります。

Twitterの性質を上手に活用した企業の事例をご紹介します。

SONY PlayStation

PlayStationの、イベント告知のためのプロモーション動画。軽快なスピードで次々と切り替わる映像と読みやすいテロップで、フィード上で見かけるとついつい目を通してしまいます。リツートは322回、Likeは782です。

Starbucks

こちらは、スターバックスが特定のコーヒー豆について、生産から販売までの流れを紹介している40秒ほどの動画です。物語調になっており、コーヒーやスターバックスに興味のある人であれば視聴したくなる動画と言えます。リツートは175回、Likeは751です。

Microsoft Surface

Surface 3が発売された時のプロモーション動画です。1分という長さですが、テンポよく製品についての特徴が説明されているため、見ていても退屈しない仕上がりになっています。リツートは648回、Likeは1601です。

東京ディズニーリゾート

東京ディズニーリゾートで講演予定だった「Out of Shadowland」というミュージカルの予告動画です。ナレーション、音楽、制作背景など多くを1分20秒の動画にまとめています。リツイートは5670回、Likeは9698です。

Mastercard

Mastercardがグラミー賞とのコラボで「#PricelessSurprise」キャンペーンと称して配信したプロモーション動画です。カード所有者へのサプライズをドキュメンタリー調に作成した動画で、1分11秒の長さでもしっかりストーリーが伝わってきます。リツートは73回、Likeは219です。

USA Network Complications

USA Networkで公開予定のドラマ新シリーズの予告動画です。ドラマ内の緊迫した1シーンを切り取りたった15秒に編集することで、視聴者に続きを観たくさせる動画と言えます。リツートは486回、Likeは801です。

任天堂

任天堂がユニクロとのコラボで募集企画した、歴代の任天堂キャラクターをTシャツデザインにするというキャンペーンの動画です。1分20秒の中で切り替わっていく歴代のキャラクターのアップ画像と軽快なリズムの音楽でTシャツに興味がないユーザーでもつい見てしまいたくなる動画となっています。リツイートは3044回、Likeは2447です。

Paige

ファッションブランドPaigeの春のコレクションでモデルを務めたRosie Huntington-Whiteleyの撮影裏を2分22秒にまとめた動画です。セレブの華やかな姿と裏話を聞けるということで多くの注目を集めました。リツイートは108回、Likeは489です。

Periscope

Periscopeでの生中継映像をTwitterのフィード上でも表示できるようになったことを告知するプロモーション動画です。43秒という短い動画ですが、ユーザーが利用をイメージしやすいような作りにしています。リツイートは2128回、Likeは2665です。

NYC Scanner

NYC Scannerが公開した車載カメラでの衝撃映像です。特に編集を加えているわけではなく、車道で牛が歩く瞬間映像を11秒で切り抜いただけの動画ですが、多くの注目を集めました。リツイートは560回、Likeは404です。

まとめ

Twitterで動画をうまく利用することによって、マーケティング動画であっても、とてつもない規模の拡散を生み出す事が可能です。どのような動画が「バズる」かは一概には断定できませんが、例え10秒という短い動画でも時には想像を超えるエンゲージメントを得ることができます。

Twitterの強みでもあるターゲティングを最大活用すれば、プロモビデオは効率よく多くの人に観られることもあります。また成長中のTwitterでの動画は使い方によってはFacebookよりも効果的な差別化に繋げることができるでしょう。

自社製品のプロモーションを検討されている方は、Twitterでの動画活用を検討してみてはいかがでしょうか?

[参考]”Social media video guidelines: Facebook, Twitter & Instagram“, engage
[参考]”The Beginner’s Guide To Twitter Video“, The Daily Egg
[参考]”5 Twitter Best Practices You Should Put into Action“, Hootsuite
[参考]”A Comprehensive Guide to Mastering Twitter Video“, sprout social
[参考]”Twitter Video: The Marketing Advantage No One Is Using… Yet!“, Buffer Social

コマケン編集部

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