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新たな動画スタイルの始まりか?SnapChatが仕掛けたメガネ型カメラ「Spectacles」

  • [投稿日]2016/10/25 [最終更新日]2017.04.21
新たな動画スタイルの始まりか?SnapChatが仕掛けたメガネ型カメラ「Spectacles」

参照:https://www.spectacles.com/

SnapChatは、「Spectacles」なるメガネ型カメラを新たなウェアラブルメディア(体に装着できるデバイス)として発表。最大10秒の動画を撮影・保存出来ます。

これにより、Spectaclesを通して、撮影者の動作を視聴者は同じように体感している気分を味わうことが可能となりました。

2016年が動画元年と言われて9ヶ月、動画マーケット、そして社会にどのような影響を与えるのでしょうか?

「Spectacles」が従来のメガネ型カメラと異なる点

カメラ型メガネ
引用:https://www.spectacles.com/

正直言ってしまうと、メガネ型カメラなんていうものは昔からありました。むしろ今のメガネ型カメラは進んでいて、全く怪しくないどころか、非常に美しく撮影できます。では、「Spectacles」は何が違うのでしょうか。

まず、SpectaclesはあくまでもSnapChatとの連携を想定している点です。WifiやBluetoothを使えば、SnapChatのMemoriseに直接投稿が出来ます。

他のウェアラブルを使って投稿しようとするとなれば、やれUSBやれパソコンとその場で投稿することはかなり難しいですよね。

その辺りの煩わしさを全てとっぱらって、撮影と投稿だけに的を絞ったのが、「Spectacles」。もはやSnapChat専用のウェアラブルカメラと思った方が間違いなさそうです。

新しい機能を取り入れた背景

Spectaclesは、かねがねリリースされることを示唆されてきました。わざわざ専用のウェアラブルをリリースするに至ったのはなぜでしょう?

一番に考えられることはInstagramのStoriesがローンチされたことではないでしょうか。

InstagramのStoriesは、丸々SnapChatと同じ仕様で24時間で消える写真・動画共有サービス。つまり、代名詞であった24時間で消えるチャットは今やSnapChatだけのものではなくなったのです。

そしてそれに付け加え、VineやLive.meなど動画アプリの増加で、似たような機能があちらこちらで見掛けるようになりました。(LINE LIVEもスタンプ機能がありますよね。)

言ってしまえば、このままではSnapChatの個性がなくなる可能性があったのです。

「Spectacles」の疑問点とターゲット

spectacles
引用:https://www.spectacles.com/

SnapChatのユーザーの多くは、10代から20代の若者。他のウェアラブルカメラと比べて139ドルのSpectaclesは安い部類に入ります。しかし、20代には安いかもしれませんが、学生に1.3万は決して安い買い物だとは思えません 。それに、あと1万を用意し、2.5万円になればより精度の高いメガネ型カメラを買うことが出来ます。

だからこそ「SnapChatの為にそこまでする必要があるのか?」と思ってしまうのです。

かたや10秒しか撮れないカメラ、かたや60分連続撮影。そうなるとターゲットは一体どの層になるのでしょうか?

基本的に体験の共有がテーマとなるので、フットワークの軽い世代、例えば大学生などは人生で一番多くの体験をする年代です。ですが、何かに縛られることは基本的にありません。

旅行や研修、留学など出掛けた先でこの景色を家族と共有したい、この楽しさを友達と共有したいという状況下では非常に役立つものだと思います。

マーケットと社会への影響

しかしながら、マーケットに今後影響があるかと言われるならば、すぐには表れないでしょう。今これだけの動画サービスがある中で、ユーザーは特徴を比較し使い分けをしているのであって、全てが同じ内容ならばどれでもいいわけです。

まとめ

Spectaclesは簡単に言うとSnapChat専用のウェアラブルカメラ。体験の共有をテーマとしたこのカメラは、撮影者の視点で視聴者が同じ世界を見ることが出来ます。

他のウェアラブルカメラと違うのはその場でSnapChatへすぐに投稿できる点です。

ただし、本体価格は1万円代と他のウェアラブルカメラと比較すると安いですが、現状SnapChatでしか活用法はなく、特定ユーザーにしか好まれないのではないかという疑問は残ります。しかし、その場にいない相手にも同じ体験をすぐに共有できることは評価できるでしょう。

今後端末の進化が気になります。

コマケン編集部

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