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サイバーエージェントは既存動画メディアをどこまで上回れるか?

  • [投稿日]2016/08/23 [最終更新日]2017.04.21
サイバーエージェントは既存動画メディアをどこまで上回れるか?

出典:https://www.cyberagent.co.jp/service/detail/id=11712

ブログやゲームなど様々なサービスと進化によって世間でも大きく知られるようになったサイバーエージェント。 今年に入ってからは「Abema TV」「FRESH! by AbemaTV」を立て続けにリリースし、更なるマルチメディア化を図っています。

他のマルチメディア、あるいは既存の動画メディアをどこまで上回ることが出来るでしょうか。

今回は、様々な観点から、サイバーエージェントの動画部門が既存動画メディアを上回れるのか推測していきます。

年齢制限のあったブログサイト時代

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出典:http://ameblo.jp/

これは意外と知らない方が多いのですが、アメーバブログが始まった当初は事実上18歳以下は登録できませんでした。

登録には承諾書をサイバーエージェントまで送付しなければならなかったので、必然的に自己責任が取れる者、つまり、元々は大人と見なされる年齢層だけのコミュニティだったのです。

もちろん、この時代にスマートフォンなどはありませんから、記事一つ書くにしても結構な時間が掛かり、面倒だった記憶があります。 この時点ではまだサイバーエージェント、アメーバブログたるものを知っている人は極々一部だったのではないでしょうか。

大型改装で急成長

しかしながら、2000年代後半になると、中高生でも承諾書なしでアメーバブログの登録が出来るようになりました。

又、アメーバピグと呼ばれるメタバース(アバターによる仮想空間)を公開し、日本国内において先にリリースされているニコッとタウンや世界的にもユーザーが存在するセカンドライフを寄せ付けず、メタバース内での課金利益は億単位で動く程の大型メディアとして急成長。

後は皆さんがご存知通り、芸能人ユーザーを積極的に増やしたり、スマホゲームに本格的に参入したりと、事業を益々拡大し今に至ります。 ちなみに現時点(2016年8月)での会員数は4000万人超え。

今年リリースされた動画メディア

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出典:http://gamebiz.jp/?p=160409

今年に入りリリースされたAbema TV,そしてFRESH!AbemaTVは実装されてからの時間がそれほど経っていないにも関わらず、ダウンロード数は累計110万を記録しました。

特にLIVE配信を行うFRESH!by AbemaTVは既に500チャンネル、1万番組を持ち、これまでツイキャスやニコニコ生放送で配信していたLIVE発信者が徐々にFRESH!by AbemaTVに移行することも珍しくなくなりました。

ここで考えられることは、ニコニコ生放送やツイキャス、Youtubeなど、先にLIVE配信を行っていたメディアは、ある程度の層が埋まっていることです。

先に挙げた3つのメディアの認知度やユーザー数は、例え1万番組を持っているFRESH!by AbemaTVでも今はまだ勝ることは出来ません。

しかしながら、逆に言えばユーザー数が少ない今、発信者はランカーとして、優位に立つことが可能となる訳です。 特に既存メディア3社の中位層にいた発信者は、まだ発展途上のFRESH!AbemaTVに移行することによって、新しい閲覧者の獲得を狙えます。

正直、LINEが出来た当初、サイバーエージェントもチャットサービスを始めるのではないかと予測していたのですが、敢えて手を出さなかったのは、このようなサービスを始めることを藤田社長が念頭に入れていたからかもしれませんね。

FRESH!by AbemaTVでのチャンネル開設

実はここまで話してきて難問を言うのは気が引けるのですが、FRESH!by AbemaTVには他社のLIVE配信メディアと全く異なる点があります。それが「審査有り」だということ。 Youtubeにも審査はありますが、Youtubeの場合、基本的に何の問題も起こしていないアカウントなら、即配信ができます。

しかし、FRESH!by AbemaTVの場合、チャンネル開設にあたり「どんな内容か」「更新頻度はどの程度か」「外部メディアを使っているか」など、かなり具体化された内容を答えなければなりません。 その中でも「チャンネル内容」を記載できない場合、審査から落とされる確立が高いようです。

しかし、先述してある「年齢制限のあったブログサイト時代」を思い出してください。 制限があったのは一時的なことでした。 恐らくはリリースしたばかりのサービスを確立する為、問題を伴うユーザーやアカウントだけでノンアクティブユーザーを増やしたくないのではないかと考えられます。

藤田社長は今年末迄に、国内最大級のメディアにすると明言。 御清覧頂いている方の中に今すぐチャンネルを開設したいという方は、パソコン版FRESH!by AbemaTVから「チャンネル開設を希望する方はこちら」というリンクをクリックしてみてくださいね。

サイバーエージェントが勝負に出たアプリ

藤田社長の言葉にもあるように、これまでのサービスよりもはるかに上回る額を投資したAbemaTV、そしてFRESH! by AbemaTV 。社長自身が「神アプリ」と呼ぶほど、サイバーエージェントの力を最大級に集結させたサービスは間違いなくユーザー数に反映されています。

実はサイバーエージェントで動画配信をするのは、今に始まったことではなく、以前からAbemaTVの前進となるサービスはありました。

ただ、動画というジャンルがまだ世間一般に浸透しておらず、どのサービスも今は廃止されています。 サイバーエージェントの場合、サービスの打ち切りに時間を要さず、常に打開策を見出だしてきた為、今回「神アプリ」とまで言わせるAbemaTV、FRESH! by AbemaTVは、現時点で高い評価を受けていると言っても良いでしょう。

既に下半期は90億の投資を決めているサイバーエージェント。 長期とはいかなくても、数年先まで見越した 上でのことだとも捉えられます。

まとめ

今年に入って開局された「AbemaTV」「FRESH! by AbemaTV」は、累計110万ダウンロードを記録し滑り出しも順調です。 藤田社長が自ら述べているとおり、「神アプリ」とされるこの二つの動画アプリは、既存動画メディアの中位層にいる発信者を徐々に取り込んでいます。 今はまだ発展途上ですが、数年先を見越したとするなら、伸び白は図り知れません。

コマケン編集部

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